Kayak

ハドソンリバーパークにて、タダでカヤックに乗れるところがあることを知り、昨日夫と行ってきました。

www.hudsonriverpark.org

 

ハドソンリバーパークというのは、セントラルパークのようにわかりやすく「公園!」と仕切られた空間というよりは、manhattanの西側、ハドソン川沿いに延々と続く遊歩道が開発されて、みんなの憩いの場となっているのです。バイクレーンがあるので自転車を乗る人やローラースケートをやるひとがいたり、お散歩&ジョギング用の遊歩道があったり、川沿いに何カ所かピアがあって、そこでカヤックをしたりお茶ができたり、緑地も至る所にあるのでピクニックもできたり… 東京にもこういう空間がもっとできたら素敵なのになあ、といつも思います。

 

カヤックの話に戻ります。

一応、公共の施設なのでただなのですが 良い大人なので、10ドルのドネーションをしてきました。

荷物を預けるところは一応あるのですがロッカーの数が少ないので、できるだけ手ぶらで行く事をお勧めします。カヤックがひっくり返ったりすることはまずないのでズブぬれになることはないと思いますが、お尻部分がびしょぬれになるので。水着みたいな格好で来ている人もたくさんいました。

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暑い日に、(お世辞にも綺麗とは言えない水質ですが)冷たい川の上でカヤックを漕いで、マンハッタンを見渡すというのは、かなり気持ちよかった。待ち時間も10分くらいで乗れました!

日本と違って、ややこしい説明とかこぎ方を教えてくれるとか、そういうのはあまりなくて、簡単な説明が終わったら、はいどうぞ乗ってねという感じ。さすがアメリカ。

 

シングル(ひとり乗り)とダブル(二人乗り)があり、私たちはダブルにしました。これが大正解!ひとりだったらとんでもないところまで流されて、帰って来れなくなっていたかも!笑

1隻につき、20分まで乗れます。特に明確に時間を計られているとかそういうことではないのですが、まあそれくらいしたら戻って来てね、ということみたいです。

 

私たちがピアへ帰るとき、1人の若いアジア系女性が監視員の人のカヤックに引っ張られて戻っていました。どうやら自力でピアまで戻れなくなったみたい。けれどその女性、監視員の人が引っ張って運んでくれてるにも関わらず、カヤックの上でケータイをいじっている… なんかな〜と思っていたら、ピアに着いた瞬間、その監視員の人が大激怒!待っているお客さんにも注意喚起をかねて「カヤックの上で写真撮ったりしてるやつは、俺はもうtow(けん引すること)しないからな!覚えとけ!ふざけんな!」

最近インスタとかが流行っているから、きっとカヤックからの景色を写真におさめたかったのだろうけど…ちょっと配慮が足りなかったな、あの女性。

 

でも、あーやって豪快に怒るっていいことだな、と思いました。地域の町内会とかにいる、怖いおじさんみたいな人って最近減ってるし、でもダメな事はダメだ、ときちんと教えてくれる大人って必要ですよね。


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日焼け止めまで無料で置いてあって、なかなかの心遣い!