NY->SJO

1日目。

ニューアークリバティ空港を朝7時発のフライト。

マンハッタンからニュージャージー州にあるニューアークまでは混んでいなければ大体30~40分くらい。5時過ぎにニューアークへ着けば良いから…朝4時に目覚ましをセット。

前日夫がロンドンに旅立ったのですが、その際マンハッタンからニュージャージーに抜けるトンネルの手前が大渋滞していて、あやうくフライトを逃しそうになった事件があったので、念のためGoogleマップでも交通状況を確認したところ、まったく混んでいないようなので、4時半にUberを家の前に呼びました。

すると、なんと高速に入るランプが封鎖されている。は?へ??そんなのさっき調べたとき出てこなかったのに!運転手さんが、「普通の道から行くしかなさそう」と。しかも道路はニューアークに向かう人たちで早朝にもかかわらず道が渋滞。。。結論から言うと、なんとか無事空港にたどり着き、フライトに乗る事はできましたが、結構焦りました。やはり大事に大事をかさねて、4時に出るべきでした。

 

本当に、ニューヨークの交通は、Unreliable transportation systemです。日本人からすると、想像の域を超えたレベルの低さです。知人は以前、JFK空港に向かう際 電車が動いておらず(これがまずありえない)、急遽タクシーに乗りかえたところ、途中で道路も封鎖、やっとの思いで出発1時間前にデルタ航空のカウンターへたどり着いたところ、「もう乗れません」と言われたそうです。1時間前だからなんとか大丈夫だろうと思っていたら、甘かった。おそらく、勝手にキャンセル待ちの人に振り返られたのでしょう。無慈悲。この国ではこんな信じられないことが平気で起きるのです。この人は追加料金20万円近く払って次のフライトに振り替えたそうです。とにかくデルタは周りの評判もダントツで悪いです。

 

以下、私なりに学んだ対応策です。

・できるだけ日本の航空会社を使う。対応のレベルが違います。 無理であればデルタだけは避ける(LCCは論外)

・出発当日、電車運行状況や道路状況をこまめにチェック。(JFKに行く地下鉄Aラインは本数も間引きされ、特に週末はまったく信用なりません)

必ず24時間前にオンラインチェックインを済ませておく。←これが一番大事です!これにより、空港に着くのがぎりぎりになった場合でも、勝手にキャンセル待ちに振り返られる事を防げますし、預けるスーツケースがなく全て機内持ち込みであれば、1時間前をきっていても大丈夫です。

 

話をもどします。

コスタリカの首都サンホセまでは、5時間20分のフライト。今回はユナイテッド航空を利用。5時間以上且つ国際線フライトなのに機内食は出ません。どういうこと。。どうせ出たとしても100%不味いから別にいいのですが、成田や羽田と違って空港で美味しいお弁当を買ったりする事もできないので、けっこう空腹でつらかったです。出発前にラウンジで飲んだコーヒーも、トイレの臭いがしました。あまり食べ物に文句を言ったりしないおおらかな友人も、このコーヒーはまずさのあまり、吹き出していました。本当にアメリカってひどい国だ。はやく出国させてくれ、と嘆く私たち。

朝ご飯用にホールフーズで買っておいたバナナマフィンだけでは足りず、ハイキング用に買って来たクッキーに手を出してしまい、機内で半分くらい食べてしまいました。

 

やっとこさサンホセへ到着。荷物をピックアップすると、友人のグレゴリーのバックパックがやぶれていました。友人激萎え。ニューアークでやれたのか、コスタリカでやられたのか、定かではありませんが、私たちは絶対ニューアークでやられたに違いないと信じています笑 (後日人から聞いた話によると、スーツケースじゃない荷物は預ける際に「ビニール袋にくるんでください」とお願いしないと相当な確立でひどい目に遭うようです)

 

ともあれ無事に入国審査を経て、市内へタクシーで向かいます。

コスタリカのタクシーは赤。かわいいです。空港から市内まではメーター制なのですが、大体30ドル〜35ドルくらいで、30分程度で行けます。米ドルでOKです。チップは不要です。

 

私たちが泊まったホテルは、こちらのホテルです。

Hotel Aranjuez HOTEL ARANJUEZ SAN JOSE COSTA RICA

こじんまりとして、可もなく不可もなく、という感じのホテルでした。1部屋1泊50ドルくらいです。サンホセは寝るだけのホテルで良かったので大満足。

 

チェックインして荷物を預け、お腹が減ったのでサンホセ市内に繰り出しました。

サンホセは本当に小さな街で、本当にこれが首都なの?とびっくりします。見る物も、あまりない感じ。機内で隣に座っていたおばちゃんに、雰囲気が素敵よとおすすめされた老舗ホテルGran Hotelのカフェにてランチしました。割高でしたが、まあまあおいしかった。

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ブルーの建物がGran Hotelです。風にたなびくコスタリカの国旗!

www.granhotelcostarica.com

 

近くで目に入った素敵な建物が、コスタリカ唯一の国立劇場とのこと

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なにかやってないかな〜とふらっと入ってみたら、ロシアから来たコーラス団と地元のコーラス団が今夜歌うとの事、一番安い席なら10ドルくらいだったので、さっそくチケットを購入。うれしい!

 

喉が渇いたので、国立劇場内にあるカフェでひとやすみ。コスタリカ人はとにかく甘党らしく、コーヒーもあまり苦くなくてライトな感じだし、甘い!

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暑い国ってそうなのかしら。ベトナムのコーヒーも甘かった。けれどベトナムのコーヒーはかなり濃かったしなあ。

 

ちいさなガラクタマーケットみたいなところもありました。

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Pura Vida というのはコスタリカ人が良く言う言葉で、直訳するとpure life。でも結構なんでもかんでも挨拶がわりとか、ハイチーズ!の時にも使ったりするらしく。素敵な言葉ですよね。平和でのんびりしたコスタリカらしいなぁと思いました。

 

夜コーラスを観に行く前に、夕飯はしばらくライス&ビーンズ(中南米の定番)ばかり食べる羽目になるから…ということで、ごちゃまぜアジア料理屋にてチャプチェと野菜カレーを頼みました。すごい組み合わせだったけど、けっこう美味しかったです。このお店、メニューに和食・中華・韓国・タイ・ベトナム・インドが混ざっている感じです。中南米の人からすれば全部おなじアジア料理のくくりなのでしょうね。

www.tinjo.com

 

コーラス団はというと、なかなか良かったです。独唱をしていたオバちゃんがずっと歌詞カードを持って歌っていたのだけがちょっと気になりました。暗記しようよ。ロシアからの来ていたコーラス団のほうが、やはり上手でした。途中意識が飛びましたが、ハーレルヤッ!!の盛大な合唱で飛び起きました。

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帰り道、じゃっかん道がわからずウロウロしていたら、陽気なおじちゃんが「どこにいきたいの?ああここか。つれてってあげるよ」と。親切にしてくれて嬉しいのだけど、見知らぬ人だし、ちょっと怖い、、と思いつつも押しがすごい。警戒しつつ、まあ周りに人通りもあるので、おじちゃんに着いて行く。途中、街中の観光案内までしてくれた。「ぼくは日本人が大好きでね。実は僕はスペイン出身なんだ。マドリッドにいたときは日本人の女の子と付き合ってたよ。名前はウラベヒロコだった。」とおじちゃんの昔話を聞きながら、無事ホテルの近くに到着。ただの本当にいい人でした。笑

さいごに、「明日の朝ご飯はこのSODAで食べると良い。美味しいよ。」と朝ご飯のおすすめまで教えてくれた。おじちゃんありがとう〜〜明日は早朝出発だから多分時間ないけど、嬉しい。※SODAとは、いわゆる定食屋みたいなところ。アメリカで言うダイナーです。

 

とまあこんな感じで、1日目は早めにベッドにはいりました。

 

つづく