Bouley

ずいぶん遅くなってしまいましたが、24日のクリスマスイブのディナーに行ったレストラン Bouleyについて。


Bouley Restaurant: 163 Duane St., NYC, 10013 | Bouley Restaurant & brushstroke Kaiseki

マンハッタンでも3本の指に入るフレンチの名店だそうで、二人で初めて過ごすニューヨークのクリスマスイブだし!ということで、背伸びを通り越してつま先立ちなのですが、行って参りました。

 

まず後悔していることは、もっとドレスアップしていけば良かった…!ということ。もちろん私もきちんとした服装で行ったのですが(ちなみに男性はジャケット着用マストです)、どのくらいドレスアップすれば良かったかと言うと、多分このくらい↓ドレスアップしていっても別に笑われはしなかったかな、という感じでした。爆

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2〜3人、こんな感じの女性がいました。さすがニューヨークです。

 

内装がとにかく素敵なお店で、外観は目立った看板もなく地味なのですが、店内はアメリカにいることを忘れてしまうような重厚感ある内装です。なんだかヨーロッパにきたみたい。スタッフの方も何人かは強いフランスなまりの英語で、それがまた非アメリカ感。

扉をあけるとまずはコート等をあずけるクローク?の部屋。なぜか壁中にリンゴがしきつめてあります。リンゴの甘酸っぱい香りが充満していて、スーハースーハー息を吸いたくなってしまいます。

次の扉をあけると、そこはウェイティングスペース。ワインやシャンパンなどのウエルカムドリンクを楽しみ、席に案内されるまで待ちます。お洒落すぎて無駄にキョロキョロ。

 

今回も食事の写真は撮っていないのですが、一品一品とても美味しかったです(小学生の作文か?)。量が少なめなのも嬉しい。食べきれないのが一番無念なので。

スタッフの方曰く、近所に日本食レストランがあり、そこのオーナーとBouleyのオーナーが仲良し?とのことで、Bouleyのメニューには日本の食材をたくさん取り入れているそうです。最初のアントレが出て来た際にも、スタッフから「日本の食材バッウィーを使ったアントレです」と言われたので、

「バッうぃー?なんでしょうかそれ。私たち日本人なので知っておかないとまずいのでぜひ教えてください!」と聞いたら、丁寧にスペルを教えてくださり、buckwheatつまりソバ粉であることが判明。

メニューに"Toro"と書いてあったり。Toroってあのマグロのトロですか?って聞いたら、はいそうです。最近英語でもToroで通じるんですよ、とのこと。おそらく美食家の多いニューヨークのみと思われますが。

他の各お料理の細かい感想は私の稚拙な表現ではなんの参考にもならないかと思いますので、他のブログ等をご参照いただければと思います。笑

 

興奮したのは、カートで運ばれてくるたくさんの種類のパンたち。私は好きな食べ物がパンというくらいパンが好きなので、これにはテンションがあがりました。10種類くらいのなかから好きな物を好きな分だけスライスしてもらえます。また、バターも2種類出て来て、フランス直輸入のバターは濃厚で美味しかった。つつんで持って帰ろうかと思ったくらいです。

公式サイトにも、Chariot de Pain(パンのカート)と紹介されているくらいなので、やはり名物なのでしょうか。

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ちなみにニューヨークでは綺麗なトイレを見つけるのが難しいという記事を以前書きましたが、ここのトイレはすごいです。広いし内装も凝っているし、DIPTYQUEのキャンドルが置いてあってとてもいい香り、何の為に使うのかわからないソファまであります。お掃除の人が休憩するのだろうか…オペラ座の怪人が住んでいそう。

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※画像他ブログからお借りしました

 

ちなみにこちら、ランチであればディナーよりはだいぶお手頃価格のようです。日本から友人がきたりしたら、行きたいなあ〜。