us open

 9月頭の話になりますが、USオープンを見てきました。
本当は錦織選手の試合を見に行くつもりでしたが、彼が1回戦で負けてしまったので 代わりと言ってはなんですが、フェデラーの試合を見てきました。

ちなみにこの U.S. Openは、公式サイトですらチケットの定価というものがありません。人気の選手になればなるほどチケットの価格は上がります。決勝ともなると、どんなに安い遠くの天空席でも400ドルとか500ドルすると思います。
逆に需要のない無名の選手の試合等は価格が下がります。しかも直前までどの選手がどのコート、どの時間に出るのかは分からないので、気になる選手がいる場合はあらかじめチケットが安い早い時期に何試合分か押さえておく必要があります。お気に入りの選手が出ない分は、打ってしまえばよいのです。ものすごい欲を出して、高い値段で出したりしない限り、だいたい売れます。真の資本主義国家とはこういうもんかと感心します。笑
どんなスポーツの試合も嵐のコンサートであろうとも、定価というものが存在する、我が国日本が世界で唯一の成功した社会主義国と言われるのも頷けます。

私たちは錦織選手がどこかで見れるように、日曜の昼と水曜の昼の試合のメインコートのチケットを、6月くらいにおさえていたので、値段は大体1人85ドルくらいでした。
ですが、錦織選手は1回戦負け、しかも前日の試合スケジュールを見たら、ワウリンカの試合。。あまり好きじゃない。。
ということで、日曜当日、売ることに。別に儲けようとはおもわず、適当に150ドルくらいで売りに出したら、すぐに売れました。
水曜日の試合も、お目当ての選手は出そうになかったので その日、日曜の夜7時から出るフェデラーを見に行くべく 水曜日のチケットも売ることに。こちらも150ドル弱で売れました。
フェデラーの試合のチケット価格はと言うと、やはり高い…しかも日曜の夜なので余計に高い。直前の6時くらいまでねばり、1人350ドルくらいのチケットを落札しました。席は二階席で、まあまあ良いところでした。
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試合はもちろんフェデラーの勝利!

USオープンって、ウインブルドンと違ってものすごくうるさい。まぁ各会場によって雰囲気が違うのはありなのかもしれませんが、それにしてもうるさい。ウインブルドンの拍手のみっていうのも気取っててどうかと思いますが笑、レッツゴーフェデラー!とか叫んでる人がいて、それヤンキースの掛け声じゃん、とツッコミをいれたくなりました。テニスは野球じゃないんだからさ…ビールが飲めちゃうのも良くないのかもしれません。オヤジは酔ってテンション上がっちゃいますもんね。

会場の外はと言うと、まるでお祭り状態で、たくさんの飲食店やUSオープングッズなどを扱う色々なお店があります。ナイキの公式ショップでは、フェデラーがその日試合で着ていたユニフォームなどがちゃっかり売っています。フェデラーオリジナルTシャツ、RF(roger federer)ロゴのTシャツなども。フェデラーの収入が歴代スポーツ選手ランキングトップ10に入っているというニュースを見ましたが なるほどフェデラーこんなところでも稼いでいるのです。

そしてこの日、試合は8時くらいから始まったのですが なんと終わったのは11時半をまわっていました。マンハッタンまでは地下鉄が一応24時間動いているので、なんとか帰れますが ちょっとすごいですよね。アメリカは国内でも西海岸とは3時間時差がありますから、その辺との兼ね合いもあるみたいです。真相はよくわかりませんが、もうちょっと早く終わらせて欲しいなぁ。
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帰りの電車は、きっとスシ詰めかなぁと思いましたが 思ったより空いていて、座れました。拍子抜け。
みんな近くに泊まるか、車で帰るんですかね。不思議がいっぱいアメリカ。