Tribeca Spa Tranquility

こちらのスーパーでは、固めのボディタオルが売っていないので、

ニューヨークに来てからと言うもの、泡で身体を洗っていました。これだとなんだか身体にアカが溜まる一方な気がして、アカスリしたい!と思うように。

 

こちらではアカスリという文化があまり浸透しておらず(そりゃそうだ)、アカスリをしているスパはほとんどコリアンタウンにあるため、コリアンタウンがあるヘラルドスクエア-34th st駅の方まで電車に乗っていかないといけない。

 

アカスリしてすっきりした後に電車に乗るのはちょっと嫌だなあと思って近場で探してみると、1軒だけ発見。

Tribeca Spa of Tranquilityというスパ。


Tribeca Spa of Tranquility New York, NY Best day spa for body scrub and massage

ネイルや普通のマッサージも行っているスパのようですが、ここを訪れる人のほとんどはアカスリが目的の様子。

 

しかし値段を見たら、60分のアカスリで129ドル!高すぎる。しかしyelpのレビューで、「Grouponを使いました!」という投稿が多数あったので、念のためGrouponで探してみると、あったあった52ドルのクーポンが。これなら韓国でやるのと同じくらいの値段だし、と思い、さっそくこちらを利用して予約をいれました。

Grouponとは、日本で言うホットペッパーとか一休マーケットみたいなサイトです。美容院やレストラン、お芝居のチケットなど、さまざまなお得クーポンがあります。物価の高いニューヨークでは、まずこちらでクーポンが出ていないか探してからお店に行くのがニューヨーカーの常識のようです。

当日の予約をお願いしたのですが、平日の昼過ぎということもあり、無事予約できました。

 

店内のスタッフは全員韓国人。受付の女性は若い韓国人の女性でした。

ここでなんと私が購入したGrouponが、アカスリのメニューには適用できない事が判明。52ドルのクーポンは、ホットストーンマッサージonlyとのこと。えーー!でもここに「下記のオプションから選んでください」ってところにアカスリって書いてあったから、このクーポンを購入したんです、と言ってみると、

うーん初回だし、じゃあ特別にOKです。と!

え、いいんですか?追加料金もなし?と念を押すと、オッケー。と!

こういう適当さというか、柔軟さ、日本にはないところですね。アメリカの適当さが急にありがたく思えました。

 

韓国でアカスリをしたことがある方は想像に難くないと思いますが、

韓国のアカスリってすごいんです。まずお湯につからされ皮膚をふやかして(場所によってはよもぎ蒸し。ズタ袋みたいなのをかぶる。)、だいぶ皮膚がふやけた頃に自分の番号が呼ばれ、風呂場に簡易なベッドが何個か置いてあって、全裸でまな板の上の鯉のように横たわれと言われ、ベッドの間に特に仕切りとかカーテンもなくて、黒い水着みたいな下着を着たふくよかなオバちゃんンたちに、ものすごい勢いで全身こすられて、しかも全身というのが本当に全身で、いわゆるシモの細部までこすられるんです。

一応プライバシーにも考慮して?顔にタオルを乗っけられるので、自分から周りは見えないのですが、けっこうすごい光景なのです。

↑こんなことを言いつつ結構韓国のアカスリ好きだったりする。日本の温泉ランドとかでやっているアカスリは、おばちゃんがTシャツとかラッシュガードみたいなのを着ていたりするのはいいのですが、ちょっと手ぬるい感じ。肌がかぶれたりするのを恐れているせいか、ガシガシこすってくれない。

 

上記のようなスタイルがニューヨークの欧米人に受け入れられるとは到底思えないので、今回のお店がどんな感じなのか楽しみだったのですが、まず

・最初の湯船/よもぎ蒸しのかわりが、ミストサウナ

・アカスリする部屋はベッドごとにカーテンで仕切られいてる

・おばちゃんはTシャツに短パン(だったはず)、その上に肉屋とか魚屋の人が着用しているみたいなプラスチックのエプロンみたいなものを着用

・おばちゃんは韓国人で、ちょっと英語がしゃべれるので多少のコミュニケーションもとれる

・やっぱりキュウリパックがある。あと頭もあらってくれる。ここは韓国と同じ♪

・アカスリ/シャンプーが終わったら、サウナでのんびりできる。お風呂に入ったみたいに身体があったまるので助かる!

 

という感じでした。

最初ヤスリのような荒い目のアカスリでこすられたので、ちょっと痛かったのですが、痛いと言ったら柔らかめのアカスリに変えてもらえたし、最終的にはかなり大満足な結果でした。

 

おばちゃんのことを韓国語ではアジュンマと言うのですが、ここはオンニ(お姉さん)と呼び、「オンニ〜、アッパヨー(おねーさん、痛いよー)」と言ってみたら、「あらオンニだってぇ やだよぉこの子ったら!うふふ」みたいな感じで喜んで?くれました。シャンプーも気持ちかったので、アイゴーを連発。一時期Kpopや韓流ドラマを見て学んだ数少ない韓国語がこんなところで役に立ちました。笑

Tinaというオンニですが、マッサージも上手でおすすめです!